中也からの秋聲{ 秋聲編 }
2017年 03月 08日
『 ふつうのあるがままが面白い。』
「徳田秋聲記念館」の学芸員薮田さんが
秋聲の作品について
お話された時のフレーズです。
徳田秋聲は、
日本の自然主義文学の代表的作家であり、
泉鏡花、室生犀星と並ぶ「金沢の三文豪」の一人でもあります。
すみません!
秋聲のことを正直よく存じあげてなかったのですが^^;
徳田秋聲記念館を訪れて、
薮田さんの熱くわかりやすい解説を聞くと、
いっきに興味と親しみを覚えました。
『 特別でなくていい
日常
ちょっとした会話のやりとり
凡人同士であればあるほど面白い 』
なるほど〜!
前回のブログから挙がっている
「中原中也」と「徳田秋聲」
全く相いれない二人。
中也は、
独自の世界があり、
そこへ一瞬にして連れてってくれる
天使で天才の作品。
秋聲は、
特にドラマティックな展開はないのだけど
生活の中にみる人間らしい魅力を
じわじわと描いた作品。
中也も秋聲も
どちらもすごい!!
今回気づきました。
この二人の文豪の素晴らしさを熱く語り、
現在は「徳田秋聲記念館」をもっと知ってもらおうと
すべてを注ぎ奮闘している
学芸員 薮田由梨さんがすごい!!
いつも物腰やわらかく おだやかな薮田さんですが、
お仕事に対するあふれんばかりの情熱、
愛であふれています。
薮田さん、秋聲作品の大人の味わい、
まだ夢みがちな私にどうぞ教えてやってください。
⭐︎徳田秋聲記念館
⭐︎「寸々語」
秋聲作品をもっと気軽に楽しみたくなるブログ
(彼女の軽快な語り口調に思わず笑ってしまう!)
記念館は、「 梅の橋 」のたもとにあります。
お散歩がてらどうぞ♪
⭐︎⭐︎
by akamusemum123
| 2017-03-08 22:56
| 人



