あkaka！

最近、気づいたら

行き急ぐように生きています。

真っ赤に燃えながら。

今は違うけど、

実は何年もの間

私はずっと自分を殺して

諦めて生きてきました。

あれほど好きだった

写真も芸術も何もかもが

怖くなって

外の世界に触れることができず、

情報を遮断し、全く動けなかった時期がありました。

どうしようもない自信のなさが襲いかかり、

写真や芸術から距離をとっていました。

しかし、

ずっとずっとどこかで

諦めてないもう一人の自分がいました。

小さな光をもって

私は生きていきたい！と願う自分が。

救ってくれたのは、

身近な日常と旅でした。

ごくありふれた毎日の中で

瞬間瞬間おとずれている気付かないくらいささやかであたたかいもの、

甥っ子の誕生、

働くお店、家族、

旅先で出会うみずみずしいもの、

そこにながれる光と空気、

ともだち

目の前のきらめきを

拾って　

拾って

シャッターを切りはじめました。

少しずつ少しずつ

本来の自分を取り戻し、

少しずつ少しずつ

感覚を取り戻し…

そして

そこを越えて

これまでとは違う新たな世界へとつながってゆきました。

今では、

沼のようなどうしようもない先の見えない時期も

実はじっくり育っていた大事な時期だったんだとわかります。

この写真の赤をみていたら、

なんだかこれらのお話がしたくなってしてみました。

そう！

今年の夏、自分の為に1冊の本を作りました。

ささやかだけど

私にとってかけがえのない「 自信 」をようやく手にしました。

さて、

文章を書くことが好きだと気付いた私は

新たに本を作ろうと思っています。

たまっていた

マグマみたいな情熱と喜びが

一気に溢れ出る本になるのかどうか？！（笑）

ああ　あkaka！！！

わたしは生きている！！！

☆☆