お ば あ ち ゃ ん
2020年 06月 07日

ずっと
頃合いを見計らっていました。
『 おばあちゃんに
今のうちに会っておかないと!』と。
祖母の家へ
クーラーをとりつけに行く父に
私も一緒に行きたいと頼み、
ひさしぶりに 祖母に会いにいきました。
( マスク、新型コロナ感染対策をして。)
祖母は94歳、
港町に住んでいて
少し暑くなった茶の間で
ちんまり座っていました。
『 なんでも忘れてしまってね。。』と
おばあちゃん。
おばあちゃん、
私のこと 忘れちゃったかな。。
私の名前は出てこなかったものの、
説明していくうちに
ちょっぴりおぼろげに
思い出してきたようでした。
大好きなおばあちゃん、
いつもの笑顔が見えた瞬間
ほんとう 嬉しかった。
自由に動かないからだで
静かに やっとこさ、
何をするでなく
ただ じっと座ってる。
でも、その姿が
とてもやさしくて、
おばあちゃんの存在に
心底 安心しました。
おばあちゃんは、
まわりの人や すべてに対し
『 ありがとう〜! ありがとう〜! 』
『 おばあちゃんは本当にしあわせです 』
と いつも いつまでも言っていて(笑)、
全身で 感謝して生きている。
感謝そのものの人です。
(『 感謝力 』という言葉があるのなら、
達人を超えて、仙人クラスだと思います 笑 )
今日もそうでした。
私にも。
その姿は
ずっと 昔から変わらず、
明るく光っていました。
孫の私が言うのもなんですが、
どこへ行っても
みんなから愛される
かわいいおばあちゃんです。
帰り道、
走る海を見ながら
父に伝えました。
『 おばあちゃん見てると、
しあわせって
感謝して生きてることなんだなぁと思った。
今日 おばあちゃんに会えて良かった!』と。
そのとき、
少し夏を感じる
さわやかな風が吹いていました✨
☆☆
by akamusemum123
| 2020-06-07 23:33

